Fuji Rock Festival 2019 Day1

 初めてフジロックに行ったのは、2009年7月24日(金)で図らずもOasisの最後の来日ライブとなった日であった。フジロックに行ったきっかけは、大学のサークルの先輩に誘われてのことだったが、4人でギャラガー兄弟に会いに福島から車に乗り込み、苗場の地に向かった。私自身Oasisを観たのは、これが最初で最後の日(再結成が無ければ)となり、生で観るギャラガー兄弟のオーラに圧倒され、次々と繰り出される名曲に合わせて聞こえるフジロッカー達の合唱に包まれた時間であった。個人的には、ノエル・キャラガ―の歌声の方が好きなので、The MasterplanやHalf The World Awayに歓喜し、フジロックの一部である恵の雨デビューも飾った日であった。その日から私はフジロックの虜となり、毎年のように行くこととなる(3日間フル参戦でなくても)。今となっては、2009年にフジロックデビューを果たして4人が揃うことは叶わなくなってしまったが、もし会えたとしたら改めて伝えたい。あなた達とフジロックに行けてよかったと。

 

 さて、2019年は2009年から10年の節目の年であり、過去に一度もブログでフジロックについて書いたことがなかった。しかし、今回初めてブログを残してみようという気になった。

 

 金曜日に自宅を6時に出発して、越後湯沢駅近くの旅館に着いたのが7時30分。予定では、東京方面から新幹線でやって来る友人と8時に旅館で待ち合わせであったが、関越道をThe Chemical Brothers(初日のヘッドライナー)を聴きながら飛ばしため、少々早く着きすぎたようだ。8時過ぎに無事落合い、越後湯沢駅から苗場行きのシャトルバスに乗る。

 

 苗場に到着したのは9時30分くらいだったと思う。まず、場外エリアでアーティストグッズを入手すべく、行列に並ぶ。しばらく並ぶので、友人とハイネケンを片手に乾杯して話をしながら待つ。友人に物販店舗を運営している会社のTwitterアカウントを教えてもらい、最新情報を見ながら買うグッズを考えることができた。やはり現地に行っても、James Blakeのグッズは見当たない(加えて言うなら、今までのライブでJames Blakeのグッズは見たことがない)。JBはグッズを作らない主義なのだろうかという仮説は自分の中で、ほぼ確信に変わった。そこで狙いをDeath Cab For Cutieに切り替えると、Tシャツ3種類とタオル&トートバックを用意してくれていた!友人がそのうち1種類Tシャツを買い、私はデスキャブグッズとして、その他の2種類のTシャツ(1つはギザの3連ピラミッドのようなモチーフに、太陽が沈んでおり、裏にNiigataと書いてあるもの、もう一つは黄色い太陽が沈む様子を表現しているカラフルなものである)とタオルを購入した。それともう1点、LumineersのTシャツ(映画Call Me By Your Nameに登場しそうな彫刻が描かれている)。今回はグッズ購入まで3時間を要したので、グリーンステージのオープニングアクト Red Hot Chilli Pipers(通称レッチリ)を泣く泣く見送ることとなってしまった。

 

 (編集中)